2024年12月26日、中央自動車工業本社に小学生8名が会社見学に訪れました。
小学生による会社見学は当社初の試みであり、子どもたちに体験の場を提供することで健やかな成長を後押しすることを目的に実施しました。
冬休みも終盤、寒さの厳しい年末に当社を訪れたのは、小学生8名とその保護者の方々。緊張の面持ちで会議室へ入った子どもたちは、テーブルの上に置かれた自分の名刺を見て、「え!?」と声を上げます。自分の名刺をじっくり眺めたり、友達の名刺と見比べたり、わいわいガヤガヤ。想像以上に喜んでくれた子どもたちを見て、スタッフも嬉しくなりました。
社長からの挨拶と名刺交換の仕方のレクチャーのあと、早速自分の名刺を使って、社長と名刺交換をしました。恥ずかしそうに名乗りながら、ぎこちなく名刺を交換する姿は、とても微笑ましかったです。
いよいよここから、社員の働くフロアを見学します。まずは、総務部などの管理部門のフロアへ。ここでは、総務本部長と名刺交換をしました。緊張の面持ちで何とか名刺交換を終えた子ども達は、「ここはお金の管理をしているチームです」「皆がパソコンを使えるように設定してくれているチームです」という案内に真剣に聞き入っていました。
続いて、国内営業本部のフロアへ。ここでも数名の役員・社員と名刺交換。だんだんとスムーズにできるようになってきました。広告宣伝部で大きな写真パネルを見たり、営業開発部でアルコール検知器を体験したりし、興味津々の様子で最後のフロアへ。
海外営業本部のフロアでは、「アラビア語」「韓国語」「中国語」「スペイン語」で挨拶するスタッフと名刺交換。ドギマギしながらも、積極的に立候補する子どもたちが印象的でした。


会社見学後半は、当社の研究開発施設である「中之島R&Dセンター」に移動して行いました。スライドでの会社説明では、商品のことや環境への取組み、当社が企業文化として育んでいる「インテグリティと感謝の心」の話などを、最後まできちんと聞いてくれました。
最後はお楽しみの施設見学。温度や湿度を調整できる人工気象室では日射装置で太陽光を再現した温かい光を浴び、恒温恒湿室ではマイナス20℃を体験するなどして大はしゃぎ。ピットでは右半分だけにボディーコーティング施工したボンネットに泥水をかけ、左右の汚れの付き方の違いを見てもらいます。「わ!全然違う!」と子どもたち。ボディーコーティングを施工している側は、シャワーの水で簡単に汚れが落ちるところも見てもらいました。
車内の座席に施工するファブリックコーティングの水弾き効果には、子どもたちよりも保護者の方々から大きな歓声が。シートに付いた食べ物や飲み物の汚れを落とすのは大変ですよね。「うちの車もこれにしよう」とお母さんに言ってくれるお子さんもいて、心が和みました。
見学が終わると、一列に並んで「ありがとうございました」と元気よく挨拶してくれた子どもたち。少しでも何かを感じ、楽しい思い出のひとつになれば嬉しく思います。