親子で楽しむキッズファッションマガジン「COCOkids」に協賛し、未来を担う子どもたちがモビリティにまつわる色んなことを楽しく学べる体験の場を提供しています。
ここでは、COCOkids編集部が作成した記事をご紹介します。
キッズ と 自転車
天満警察プレゼンツ 【春の交通安全教室】&
中央自動車工業 アルコール検知器紹介
いつもの暮らしで当たり前のように乗っている自転車だけれど、正しい交通ルールや乗り方について、知っている、もしくは守れていると思いますか?とても大切なことだから、しっかり学ぶ機会があるといいですよね。 そこで今回は、春の全国交通安全運動の期間に合わせて、大阪府天満警察署の警察官に教えていただく「春の交通安全教室」を中央自動車工業さまの本社にて開催。自転車が大好きなキッズと保護者の皆さまにお集まりいただきました。 会場は、大阪・中之島にある中央自動車工業さまの本社ビル。広々とした会議室に到着したキッズたちは、中央自動車工業さまにご用意いただいた真っ赤なツナギに着替えて着席します。 まずは、DVDを見ながら交通ルールを学ぶ講座からスタート。小学生が自転車に乗る日常の映像から、交通ルールが守られていない箇所を見つける参加型の講座です。天満警察署の警察官、森脇さんと松本さんが親しみやすい口調でキッズたちに語りかけます。「今のシーンで交通ルールを守れていなかったところはどこかな?」と質問すると、キッズたちは次々に手をあげて「止まって確認しなかったから。」「並んで自転車に乗っていたところ。」などと発言。みんな積極的に参加していますね。 森脇さんのお話によると、自転車は道路交通法では「軽車両」に位置づけられていて、道路を通行するときは「車のなかま」としてルールを守り、安全運転をすることが義務づけられているそうです。 キッズたちは、おおむね交通ルールを知っていましたが、「信号機のある交差点では青になってから、または一時停止の表示のある交差点では必ず一時停止をして、左右や後方の安全を確認後横断する」というルールについては「意識していなかった、守っていなかった」と思う子が多かったようです。参加型の交通安全教室では、みんなが元気いっぱいに発言できて、ルールが再認識でき、とても良い学びになりましたね。
昨今では、小学生で一番多い事故は「歩行中」、次いで「自転車乗車中」という統計が出ており、事故全体の約3割を占めているそうです。気をつけなければいけませんね。 また改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から全ての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。街なかではヘルメットをかぶらず自転車に乗っている子どもをよく見かけます。不慮の事故を防ぐためにも、ヘルメット着用ルールは必ず守りたいものです。 今回、中央自動車工業さまから参加したキッズたちにニックネーム入りのヘルメットが進呈され、みんな大喜びでした。 参加型の講座で学び、実際に自転車に乗って体験する今回の企画では、楽しくルールを学べたことがとても有意義だったようです。次に、「正しい自転車の乗り方教室」を実施しました。机とカラーコーンを使って道路を作り、ミニ信号機や標識を設置して公道に見立てます。はじめに警察官の松本さんに、見本となる自転車の安全運転をしていただき、その後一人ずつ自分の身長に合った自転車に乗って安全運転を行う体験教室です。 先ほど講座で学んだ「左側通行」や、「青信号、または一時停止ラインに来たら必ず止まって左右・後方の安全を確認する」というルールを実践する場になります。 キッズたちはとてもリラックスした様子で自転車に乗り、信号やトラックが来たときの一時停止、安全確認などもしっかり出来ていて、警察官の方たちも感心しておられました。自転車が好きなキッズたちが集まったので、みんな笑顔で自転車に乗っていたのが印象的でした。
令和6年11月より自転車の飲酒運転に関して、従来の酒酔い運転に対する罰則に加え、酒気帯び運転に対する罰則が新たに導入されました。天満警察署によりますと、昨今では酒気帯び運転の検挙が急増しており、飲酒後の自転車の運転禁止はもちろん、二日酔いの場合も自転車を運転しないようにしましょう、と教えていただきました。 その後、中央自動車工業さまより官公庁や地方自治体、一般企業に加え、警察の飲酒検問・第一次検査用として採用されている「アルコール検知器・ソシアック」についてご紹介いただきました。 また、飲酒時の視界を再現できる特殊なゴーグルを使用した、飲酒状態体験ゲームが行われ、保護者さまもキッズも、大いに盛り上がりました。 様々な学びや体験が盛りだくさんの「春の交通安全教室」。自転車のある日常が、もっと楽しく、安心・安全なひとときになりますように。