親子で楽しむキッズファッションマガジン「COCOkids」に協賛し、未来を担う子どもたちがモビリティにまつわる色んなことを楽しく学べる体験の場を提供しています。

ここでは、COCOkids編集部が作成した記事をご紹介します。

中之島 R&Dセンター見学会

体験しながら楽しく学ぼう! コーティングのチカラ

たいせつな車をキレイに、安全に乗るために使われる自動車用コーティング剤。今回はそんなコーティング剤をつくっている中央自動車工業さんの研究開発施設を見学したよ!

ふだん見ることが出来ない 研究所を見学!

車が大好きなキッズたちがやってきたのは、大阪市北区、大阪中之島美術館にもほど近い、スタイリッシュな外観の「中央自動車工業・中之島R&Dセンター」。ここでは、最新の試験機器を使って車のコーティングに関する様々な研究・開発が行われており、一般のお客様が見学するのは初の試みなのだそうです。 アテンドしていただくのは「おっちゃん博士」こと、研究開発グループの平井さん。小学校低学年にもわかりやすい言葉で、車のコーティングについて丁寧に教えていただき、いよいよ施設内を探検していきます。 まずは施設の目玉スポット「人工気象室」へ。車が1台入っていて、たくさんライトが付いているこの部屋では、春夏秋冬、日本全国どんな環境でもコーティング剤が車にしっかり効果がでるように塗れるかを検査するために、日照・温度・湿度などをコントロールできるんですって。40度の蒸し暑い室内に入ったキッズたち。 「暑い〜」と言いながらみんな笑顔になっていましたね。 次は、最先端の機械を使ってコーティング剤の検査を体験します。実際の車と同じ塗装がされたテストパネルを使って、コーティングの撥水性や耐久性を調べていく作業は、まるで科学実験のようでキッズたちは興味津々。何百種類もの試作品を作ってテストをするそうで、保護者のお父さんたちも感心してご覧になっていました。 そして施工ピットでは、コーティング剤を半分だけ施工したパネルに汚れに見立てた茶色い水をかける実験を見学しました。施工した面はサッと茶色い水が流れ落ちてパネルがキレイになり、みんなびっくりしていました。コーティングは透明なので見た目だけはでわからないけれど、実験すると撥水力がひとめでわかりますね。

みんなで車のボディコーティングを体験してみた!

今回なんと、中央自動車工業さんがキッズたちに、ニックネーム入りの作業着を用意してくださいました。みんなとっても似合ってる! 次は、キッズたちによる車のコーティング体験です!この作業はカーディーラーさんのプロのスタッフが施工されるものですが、今回は特別に体験させていただきました。 中央自動車工業さんのYouTubeに登場する、さや姉さんたちの指導の下、キチンと手袋をして、塗り絵を塗るようにコーティング剤を丁寧に塗っていきます。コーティング剤は、ボディ用、窓用、シート用などいろんな種類があること、コーティングする対象物によって溶剤の成分が違うなど、博士から色々とお話を伺いました。塗り終わってからしばらくすると、黒い車が白っぽい状態になるので、塗り残しがないかをチェック!そして専用クロスで塗ったところを丁寧に拭きます。さらに、先ほどとは違うクロスに持ちかえて仕上げ拭きをします。作業をするときのキッズは真剣そのもの。 そしてついにコーティングが完成!最後に水をかけてボディや窓の撥水具合を確かめます。みんな大喜びで順番に水をかけ、車に乗って車内からも水滴がはじける様子を見学しました。楽しい時間はあっという間。全員が作業着をオシャレに着こなして、笑顔で帰っていきました。中央自動車工業さん、ありがとうございました。