本社
2013年入社
国内営業本部 商品開発部 研究開発グループ
S.Nさん
自ら開発した商品を、主力商品に。
車が好きだったことが大きく、自動車業界の企業を探していました。自動車メーカーは大半が理系の技術職を求めており、私自身は文系であったため、なかなか採用につながりませんでした。そのような中で、自動車関係の開発型企業として上場している中央自動車工業に出会って興味を持ち、内定をもらうことができました。面接の際にも自分をよい風に見せようとすることはなく、とにかく車が好きで、車に関われる仕事に就きたいということをアピールしました。
約10年前の私の入社当初は、少し古い体質の会社という印象がありましたが、時代と環境に合わせて当社も変革しています。変わらないのは、仕事でも仕事以外でも、困ったことがあった際は、上司や先輩が話を聞いてくださり、総務部も親身になって対応してくれる、そんな会社だというところです。
国内営業では、会社方針に沿ったうえで、自分なりの営業スタイルで活動できるため、自分の考えた流れでお客様へ提案し、お客様がそれに賛同してくれて一緒になって数字を作り上げられた時にやりがいを感じていました。
現在の研究開発グループの業務は、会社全体に対して影響があるため、失敗した際の損失は大きい一方、成功した際の成果も大きくなります。そのため、会社への貢献度合いという意味で大きなやりがいを感じています。
失敗といえば、やはり営業時代にお客様にお叱りを受けたことが一番です。その際は、自分の何がダメだったのかを考えて謝罪し、どんなことがあってもお許しをいただけるまで訪問し続けることが大事だと学びました。もちろんそのような時は上司に報告しますし、一緒になって頭をさげてくださいます。
入社後、国内営業を10年経験した後、研究開発グループに異動となりました。研究開発グループでは、新商品の開発や既存商品の改良に向けた企画から試作・検証を手がける一方、仕入れ先様・得意先様との商談、営業担当のフォローなど、数多くの業務があります。そんななかで、自ら開発した潜在ニーズを先取りした商品をブランドとして立ち上げ、主力商品とすることが一番の目標です。研究開発メンバーとして必然的に専門知識が必要になるため、業務と並行して資格取得を目指しています。営業時代にも、ボディーコーティングなどのケミカルを日常的に扱うため、それに付随する資格の取得には力を入れてきました。福利厚生の一環として、毎年定額の試験費用も会社で負担してもらっています。
家族で買い物に出かけたり、趣味の車いじりや映画鑑賞をしたりしています。平日は家族との時間がゆっくりととれないため、オフの日はできる限り家族との時間を大切にしています。息子と2人で映画館に出かけることもあります。
とにかく色んな会社を受けてください。内定がゴールではないと思います。就職活動をするうえで色々と悩んで挫折することもあると思いますが、それは全て自分の経験値になります。数をこなしながらも質を高めてください。ただし、むやみやたらと受けるのではなく、自分が働くうえで譲れないことを明確にし、会社に内定をもらうのと同時に、自分が会社に対して内定を出すという気持ちを持ってみるといいかもしれません。
